相手の表情が少し曇っただけで、
「私が何かしたのかな」と、
不安になることはありませんか?
声のトーンがいつもと違う。
返事が少し冷たく感じる。
家の中の空気が重くなる。
そんな小さな変化を感じ取って、
必要以上に謝ったり、
相手の機嫌を直そうとしたりする。
でもね、
あなたが悪いから、
敏感になっているのではありません。
これまで人間関係を壊さないように、
周りをよく見ながら、
頑張ってきたのだと思います。
相手の機嫌は、
あなたの責任ではありません。
今日は、人の機嫌を背負わずに、
自分の心を守る方法を、
私の体験も交えてお伝えします。
相手が不機嫌だと「自分のせい」と思ってしまう
私は家庭の中で、
相手の機嫌にとても敏感でした。
相手が不機嫌そうにしていると、
まず考えてしまうのは、
「私が何か悪いことをしたのかな」
ということでした。
そして、原因が分からないまま、
「何か悪いことした?」と聞いたり、
必要以上に謝ったりしていました。
相手が望むことを先回りして、
自分の気持ちは我慢する。
本当は、その場から離れたいのに、
関係が壊れることや、
責められることが怖かったのです。
家の空気が悪くならないように、
私が何とかしなければと、
思っていたのかもしれません。
人の機嫌に敏感になる理由
私の場合は、
子どもの頃の家庭環境が、
ひとつのきっかけでした。
子どもにとって家庭は、
簡単には離れられない場所です。
そのため、家族の表情や声から、
その場の空気を読み取り、
自分を守ろうとすることがあります。
「怒らせないようにしよう」
「嫌われないようにしよう」
「私が我慢すれば大丈夫」
そうやって身につけた習慣は、
大人になって環境が変わっても、
心の中に残ることがあります。
ここね、けっこう大事なんです。
人の機嫌に敏感なのは、
あなたが弱いからではありません。
周りの変化に気づき、
自分や関係を守るために覚えた、
ひとつの生きる知恵だったのです。
だから、そんな自分を、
責めなくて大丈夫ですよ。
相手の機嫌を背負い続けると、心と身体が疲れてしまう
相手の機嫌を気にしていると、
心はずっと緊張したままです。
私も、頭の中で何度も考え、
眠れなくなることがありました。
動悸や体調不良が出たり、
何もしていないように見えても、
どっと疲れてしまったりします。
実はね、
相手の機嫌を直そうとするたびに、
自分の心を後回しにしていたのです。
私は、心と身体が限界になり、
心理学や本から学ぶ中で、
ようやく気づきました。
相手が不機嫌であることと、
私が悪いことは、
同じではありません。
相手には相手の事情があります。
仕事で疲れているのかもしれない。
思いどおりにいかないことが、
あったのかもしれません。
それは相手が向き合う感情です。
こちらに明確な非がある場合は、
もちろん謝ることも必要です。
でも、理由も分からないうちから、
すべてを自分の責任にしなくて、
大丈夫なのです。
他人の感情と自分を分ける5つの方法
「これは誰の感情?」と確認する
相手の不機嫌を感じ取ったら、
すぐに謝る前に、
心の中で確認してみてください。
「これは私の感情?
それとも、相手の感情?」
相手が怒っていることと、
自分に責任があることを、
いったん分けて考えます。
答えを急いで出さなくても、
大丈夫です。
事実と想像を分ける
「返事が短かった」は事実です。
けれど、
「私に怒っている」
「私を嫌いになった」は、
まだ自分の想像かもしれません。
人の機嫌に敏感なときほど、
心は一番怖い答えを、
選んでしまうことがあります。
まずは、見えた事実だけを、
静かに確認してみてください。
すぐに機嫌を直そうとしない
相手が不機嫌でも、
あなたが笑わせたり、
なだめたりする必要はありません。
何でも先回りしてしまうと、
相手が自分の感情を整える機会まで、
引き受けることになります。
少し待ってみる。
それも、相手を信頼する方法の、
ひとつだと私は思います。
その場から少し離れる
場の空気が悪くなったら、
ひとりになれる場所へ、
行ってみてください。
別の部屋へ行く。
お風呂に入る。
少し外の空気を吸う。
私は、別の部屋に行って、
寝ちゃっています😊✨
離れることは、
相手を見捨てることではありません。
心と身体の緊張をほどき、
自分を守るための時間です。
自分の好きなことへ意識を戻す
相手の機嫌ばかり見ていると、
自分の心が何を望んでいるのか、
分からなくなってしまいます。
好きな音楽を聴く。
温かい飲み物を飲む。
読みたかった本を開く。
小さなことで大丈夫です。
相手へ向いていた意識を、
自分のいる場所へ、
ゆっくり戻してあげてください。
距離を置いたら、夫婦関係も落ち着きました
以前の私は、
相手の不機嫌を感じるたびに、
何とかしようとしていました。
けれど今は、
自分の好きなことへ意識を戻し、
必要なら少し距離を置きます。
すると、以前よりも、
心が疲れにくくなりました。
そして意外なことに、
夫婦関係も落ち着いてきたのです。
どちらかが不機嫌になるたびに、
もう一方が慌てて機嫌を取る。
その形をやめたことで、
お互いが自分の感情を整える時間を、
持てるようになったのだと思います。
近い関係だからこそ、
すべての感情を混ぜないことも、
大切なのかもしれませんね。
今日から覚えておいてほしいこと
- 相手の不機嫌と、自分の責任を分ける
- 事実が分かる前に、必要以上に謝らない
- 相手の機嫌を、無理に直そうとしない
- 苦しくなったら、ひとりになれる場所へ移動する
- 自分の好きなことへ、意識を戻す
長い間、周囲の空気を読んできた人が、
急に気にしなくなるのは、
難しいと思います。
また相手の顔色を見てしまっても、
「やっぱり私はダメ」と、
責めなくていいですよ。
気づいたときに、
自分の心へ戻ってくればいいのです。
相手の機嫌は、
あなたのせいではありません。
不機嫌な人からは、
少し離れても大丈夫です。
まずは、あなたの心を、
守ってあげてくださいね🍀
自分と相手の感情を分けるほど、
人間関係は冷たくなるのではなく、
穏やかに整っていきます。
あなたが安心して過ごせる時間が、
今日から少しずつ、
増えていきますように✨


