「誰かに頼ればいいのに」
そう言われても、
なぜか自分でやってしまう。
本当は少し疲れていても、
「まだ大丈夫」と思ってしまう。
戊戌さんには、
そんなところがあるかもしれません。
でもね、私はこれを、
単純に「頑固だから」とは
思わないんです。
今日は戊戌さんの
「人に頼れない」という部分を、
ひとつずつ「なぜ?」と考えながら、
少し深いところまで
見ていきたいと思います。
戊戌さんは、なぜ人に頼れないのか
戊戌は、
十干の「戊」と、
十二支の「戌」が重なる干支です。
戊は、
大きな山にもたとえられます。
簡単には動かず、
どっしりと構えている。
そして戊戌は、
魁罡にあたる干支でもあります。
意志の強さや、
自分なりの考えを持ちやすいことも、
戊戌さんを考えるうえで、
ひとつの特徴として見られます。
でも、ここからなんですよね。
なぜ頼れないのかまでは分かりません。
もう少し、
掘ってみましょう。
なぜ① 自分でやったほうが確実だから
誰かにお願いするより、
「自分でやったほうが早い」
そう感じることは、
ありませんか?
自分なら、
どこまでやればいいか分かる。
どのくらい丁寧にやるのかも、
自分で決められます。
だから気づけば、
自分でやってしまう。
これは、人を信用していないとは
限らないんですよね。
では、なぜ、
自分でやることに、
そこまで安心するのでしょう。
なぜ② 自分の中に「基準」があるから
戊戌さんには、
「ここまではやっておきたい」
「これは最後まで確認したい」
という自分なりの基準を、
持っている人もいるでしょう。
人にお願いすると、
その人にはその人の、
やり方があります。
もちろん、
それで問題がないこともあります。
でもね、
そうはしない。
ここが気になってしまう。
すると、
お願いしたはずなのに、
途中が気になってしまったり、
結局、自分で確認したりします。
だったら最初から、
自分でやったほうがいい。
そうなっていくのかもしれません。
なぜ③ 任せたあとも責任を感じるから
ここね、
けっこう大事なんです。
人に任せたからといって、
自分の責任まで
なくなったとは感じにくい。
もし何か問題が起きれば、
「任せた自分にも
責任がある」
と考える人もいるでしょう。
人に任せることが、
楽になることではなくなるんです。
むしろ、
確認することが増えたり、
気になることが増えたりする。
だったら、
「自分でやってしまおう」
となるのも、
不思議ではありません。
では、なぜそこまで、
責任を自分の中に
残してしまうのでしょうか。
なぜ④ 「引き受けた以上」という気持ちがあるから
仕事でも、
人間関係でも、
一度自分が引き受けたことは、
途中で投げ出したくない。
そんな気持ちが、
戊戌さんにはあるかもしれません。
「できませんでした」
「お願いします」
そう言えば済む場面でも、
もう少し自分で
なんとかできないかと考える。
私はね、
ここに戊戌さんの
強さだけではなく、
不器用なくらいの責任感
が隠れているように感じます。
だから、
頼ることそのものが
嫌なのではなくて、
「自分が引き受けたものを、
人に渡していいのだろうか」
という感覚なのかもしれません。
なぜ⑤ 頼ることが「責任を手放すこと」に感じるから
ここまで掘ってみると、
少し違うものが
見えてきませんか?
最初は、
「人に頼るのが苦手」
という話でした。
でも、その奥には、
「自分でやったほうが確実」
という気持ちがあり、
さらにその奥には、
「自分が引き受けた以上、
最後まで責任を持ちたい」
という思いがある。
つまり、
戊戌さんにとって
難しいのは、
人にお願いすることより、
自分が持っている責任の一部を、
誰かに預けること
なのかもしれません。
あ、これね。
私は少し見方が
変わるところだと思うんです。
「私は人を頼れない」
ではなく、
自分で抱え込みやすい」
だとしたら、
必要な対処も
変わってきますよね。
「もっと人を頼ろう」では解決しない
人に頼れない人へ、
「もっと周りを頼ってください」
と言うのは簡単です。
でも、
それができるなら、
もうやっていますよね。
だから私は、
いきなり全部を
人に任せなくてもいいと思います。
たとえば、
資料を作る仕事なら、
すべてをお願いするのではなく、
情報を集める部分だけ
お願いしてみる。
家のことなら、
全部を任せるのではなく、
ひとつだけお願いする。
作業の一部分を渡してみる。
これなら、
戊戌さんにも
取り入れやすいかもしれません。
頼ることと、丸投げすることは違います
人に頼るというと、
「全部任せる」
ように感じる人もいます。
でもね、
頼ることには、
いろいろな形があります。
相談する。
確認してもらう。
一部分だけお願いする。
自分では気づかないところを、
見てもらう。
これも全部、
人を頼ることなんです。
自分が最後の責任を持ちながら、
途中だけ誰かの力を
借りてもいい。
そう考えると、
少し気持ちが
軽くなるかもしれません。
戊戌さんの強さを、なくす必要はありません
自分で考えて、
最後までやり遂げようとする力は、
戊戌さんの大切な部分です。
だから、
無理に変えなくても
いいと思うんです。
ただ、
その強さによって、
自分だけが苦しくなっていないか。
そこは、ときどき
確認してみてほしいんです。
最近、
「自分でやったほうが早い」
と思ったことは
ありませんでしたか?
そのとき、
本当に自分でなければ
できなかったのでしょうか。
それとも、
少し怖かったのでしょうか。
すぐに答えを
出さなくても大丈夫です。
今日からできる、小さなこと
もし今、
ひとりで抱えているものがあったら、
こんなふうに
分けてみてください。
全部を手放す必要はありません。
②か③が、
ひとつ見つかれば十分です。
戊戌さんに必要なのは、
「もっと人に頼れる人になること」
ではなく、
見分けられるようになること。
私は、そう思うんですよね。
戊戌さんへ
強い人ほど、
自分が抱えているものの重さに、
気づきにくいことがあります。
できてしまうから、
また自分でやってしまう。
そして周りからも、
「この人なら大丈夫」
と思われてしまう。
でも、
できることと、
全部やらなければならないことは、
同じではありません。
あなたの強さは、
そのままで大丈夫です。
その強さを守るために、
ときには誰かの力を
借りてもいい。
弱さではありません。
自分の力を、
どこに使うのかを
選ぶことでもあります。
戊戌さんの人生が、
「全部、自分で背負う」から、
少しずつ変わっていけたら、
それでいいのだと思います🍀


